TDR2012は終了致しました。ご声援ありがとうございました。
リザルトはこちらにて、写真はこちらにてご覧頂けます。(2012/03/26) |

芭蕉はともかく、人はなぜか古来より旅に出たいと願うようだ。平凡な日常から脱出する大きなエンターテイメントこそは「旅」だったのだろうと思う。
旅先ではこれまで伝聞に過ぎなかったコトやモノを目の当たりにすることが出きて、土産話が出来た。それは大きな価値だったろう。
しかし最近の旅は、どうも道のりも簡単で素早くて、しかも前情報が濃密にあるものだから、案外とがっかりするものが少なくない。
つまり旅人が描くものと現実のそれとが違うのだ。
そういう意味で、ここのところのTDRは案外と良い線を行っているなあ、と感じる。
確かに「本能寺」とかは、少しがっかりしたけどその向かいにある京都市庁舎が、思わず高得点をマークした。
コースディレクターは、サービス精神が旺盛だ。雪の降り始める季節の前から、何度も走り、来る春の1日のために「仕掛け」を考えている。
それに乗って走ってみると、今までであったことの無い道や人や食べ物に出会えるのだ。ただ無機的に記されたルートブックが、目の前で立体折込の絵本のようにムクムクと立ち上がり、生き生きと姿を現していく。
単純な旅とかツーリングを、何段階にも面白くしてくれるのがTDRで、そしてその先には大陸の大平原すら見えてくるのだ。
さあ、われいま漂泊の思いのために。
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